1: |
湯浅姓は、地名から発祥したものと思われます。
この土地に、湯浅と名が付いたのは、中世の初め頃で、
今よりも海は、ずっと内陸まで入っていて、水がきれいで浅く、
入り江や中洲のある美しい所を意味します。
(他に法皇・上皇命名説など諸説あり)
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2: |
中世の平安時代末期に(西暦1140年頃)この地に湯浅宗重が湯浅党を旗揚げし、
それ以来300余年に渡りこの地は栄え、1450年頃、町は残りましたが、湯浅党は滅亡しました。
湯浅の主だった人々はその間に、あるいはその時に、全国にちって行ったのです。
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3: |
明治に近代国家が樹立され、住民の戸籍が整備された時、湯浅姓を名乗る人々が多く出ました。
現在全国に約12,000軒と推定されています。
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