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”垂れ鼻”の超音速旅客機「コンコルド」

2019年02月20日

超音速旅客機「コンコルド」、50周年を機に再建

 超音速旅客機「コンコルド」が2003年に引退してから、約16年が経ちました。このたび、このアイコニックな旅客機が誕生から50周年を迎えるにあたって、「カンバック」の話が急浮上しています。

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 米報道番組「CNN」によれば…同航空機のエンジニアは、「英国の美術館ブリストル航空コレクションのケンブルに格納されている、最後に製造された『アルファ フォックストロット(Alpha Foxtrot)モデル』の少なくとも一部を復活させるよう努めています。コンコルドの、あの有名な”垂れ鼻”に少々手を加えているような状況です」と報告しているようです。

 2019年4月19日、「コンコルド」50周年記念で再び飛行を目標にすると同時にコンコルドの超音速旅客機を復活させるという計画は、いまや航空宇宙業業界全体では注目の的となっています。

 フランスのアエロスパシアル社とブリティッシュ・エアクラフト・コーポレーション (BAC)により開発された「コンコルド」は、ロンドンとニューヨークの間を2倍の”音速スピード”で運航していました。そして、この航空機の”垂れ下がった鼻”のようにみえる通常よりも低くなった構造の機首は、離陸時や着陸時の際にパイロットたちが滑走路をよく見渡すことができるように設計されたことによるものです。

 この話だけを聞くと、「なぜ、そんなにも優れた旅客機が無くなってしまったのか?」と思う方も少なくないでしょう。いまの時代となっては…。シニア層の読者であれば記憶にあるかと思います…。

 「コンコルド」は60年代後半に、商業航空の未来を担うものとして開発されました。しかし、開発からすぐその終焉につながる数多くの問題に直面することとなったのです…。

 まず最も問題視されていたのは、防音壁を突破するほど騒々しいソニックブーム(超音速飛行により発生する衝撃波が生み出す轟くような大音響)を生み出していたこと。その他にも、機体の構造上客席が少なく座席賃が高いことや、通常よりも滑走路は長くとらなければいけないなどが原因で、この機体を購入する航空会社はそう多くはありませんでした。

 そんな中起こった2000年のエールフランス航空4950便の事故により、「コンコルド」のイメージは大打撃を受け終焉は早まることとなったのです…。そして2003年11月、ついに「コンコルド」は最後の飛行を終えました。

 それ以来、超音波の商業航空業界は窮地に陥っています。

 しかしそれでも、その元凶となったとも言える「コンコルド」を再建しようとする運動は、ずっと燻(くすぶ)り続けていたのです…。

 「CNN」によれば、「博物館のチームは古い機体のオリジナルの電気システムを使用することを計画し、新しいケーブルと変圧器を設置。さらには新しいモーターとパワーパックの設置で、この鼻の部分に3000psiの油圧を供給できるようになる」というコメントも確認できるでしょう。

 この航空機が50周年を無事迎えた後、美術館では「コンコルド」を身近で観ることはできなくなるかもしれません。ですが、もしこの挑戦が上手くいけば、驚くほどのスピードで空を飛ぶ様子が再び観ることができるわけです。これに胸躍らしている方は少なくないでしょう。

 その際は日本への就航も、ぜひともお願いしたいところです。





引用元の記事はこちら(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190219-00010010-esquire-life)


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