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青色LEDを照射したブドウ(千葉大学提供)

2018年10月22日

夜間青LEDが有効 糖含量と着色高まる ハウスブドウで千葉大


青色LEDを照射したブドウ(千葉大学提供)

 千葉大学はハウス栽培のブドウで、夜間に青色発光ダイオード(LED)を照射すると、糖含量と着色が高まることを明らかにした。照射は日没後と日の出前のそれぞれ3時間行った。糖度が上がりにくい冬の作型や二期作で役立つとみる。

 ブドウ栽培で青色LEDを夜間に照射する試験は全国でも先進事例。試験では、波長450ナノメートルの青色LED電球を、果房の横20~30センチの距離に設置した。果粒軟化期となる満開後25日目から収穫まで照射した。試験では赤色LED区(波長660ナノメートル)と無処理区を用意し、糖含量と着色を比較した。

 ハウス栽培の「巨峰」で試験したところ、果実100グラム当たりの糖含量は、青色LED区で約140ミリグラム、赤色LED区で約130ミリグラムと、無処理区より3割以上多かった。

 アントシアニン濃度は青色LED区で最も高く、次いで赤色LED区、無処理区となった。着色は青色LED区が最も優れた。一方、着色に関係するとされていた植物ホルモンのアブシジン酸の含量は、着色と糖含量と関連は見られなかった。

 ブドウのハウス栽培は収穫時期をずらして販売できるが、糖度や着色に課題があった。大学院園芸学研究科の近藤悟教授は「日射量の少ない冬期や二期作の二期目で、青色LEDを活用すれば品質向上につながる」と期待する。





引用元の記事はこちら(https://www.agrinews.co.jp/p45311.html)


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