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  核武装と核戦争 00000091 2018年02月19日 北村拓郎

 北朝鮮の核武装が問題となり、核戦争の脅威が高まっていると報じられている。この問題は、複雑な要素がからみあっているが、問題の本質にさかのぼって考えてみよう。そのことにより、より簡単な図式が明らかになる。

 軍事技術の発達により、核戦争のような大規模な戦争は(大きな破壊力に加えて、
永続する放射能汚染を伴って、人類の滅亡の恐れがある)、考えられなくなった。

 戦争は、そもそも政治の延長としてあるものであり、戦争目的が必要であり、人類滅亡が、戦争目的にはなりえない。従って、核武装は実際に使えない武器であるから、かって、毛沢東が指摘したように、張子の虎である。今では、中国も核武装をしているが、無用の長物である。北朝鮮は、核武装に力をいれるようであるが、無駄骨を重ねることになる。しかし、核武装を交渉の武器として使おうとしているようで、いかにして、平和交渉に転換させるかが、問題となる。

 核武装をすでにしている国の核抑止理論が言い訳として、唱えられているが、核軍縮、核廃絶が正しいこれからの方向である(自分が核武装をして、相手に核武装をするなというのは片手落ちである)。今後は、国家間のもめごとを戦争で解決することはできなくなりつつあり、もめごとは交渉(外交)により解決される方向に進むであろう(軍事技術の発達は戦争での紛争解決はありえないことを明らかにしつつあり、いずれは、人類は、国家間の紛争を戦争によらないことを学ぶであろう)。

 一方、サイバー攻撃やロボット戦争のようなIT技術の悪用が深刻な問題となりつつある。


北村 拓郎

 平成30年2月





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