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(No. 69)
2017/06/08/ 11:32:52投稿 (コメント投稿通知あり) |
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重力波の予言と観測 00000067 2016年04月16日 アインシュタインが、100年前に、存在を予言した重力波がこのたび、直接的に観測され、重力波の存在が確認され、ノーベル賞候補の大発見として、報じられている。その意義と、ITとの関連について、考えてみよう。 今回の偉業のもとになったのは、地球と太陽の間の空間が、重力波で、水素原子1個ほどの距離が伸び縮みするのを観測する技術と、データ解析に費やされた膨大なコンピューターの計算量である。 電磁波(光、X線)や物質波の観測技術の発展により、人類は、極微や極大の宇宙規模の自然現象についての理解を深め、産業や、生活にも応用が進んだが、このたび重力波の存在が観測されたことにより、これに重力波の観測が加わったのである。これが、人類の宇宙や、自然に対する見識をどのように深めるか(重力波天文学など)、産業や生活をどのように豊かにするかは未知数であるが、新たな時代の到来といってよいであろう。ITは、それを支えている大きな柱である。 平成28年4月 北村 拓郎 |