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2013年のパンフレットの並木を真正面から捉えた定番の写真。

2018年11月04日

消えた定番メタセコイア並木 滋賀の観光パンフ裏事情

 滋賀県高島市の名所、メタセコイア並木(同市マキノ町)を真正面から撮影した「定番」の写真が、近年、市や観光協会のパンフレットやポスターから姿を消した。背景を探ると、観光と地域の交通安全のバランスをいかに取るか、関係者の苦労の一端が見えてきた。

 手前から奥へ、まっすぐに伸びる道に沿って、左右対称に赤く染まった木々が連なる-。びわ湖高島観光協会が2013年秋に発行したパンフ「ドライブ高島」には“これぞ並木道”と言えそうな、ポピュラーな構図の1枚が表紙に躍っていた。

 ただ、こうした王道のショットは「今は使っていない」と同協会。今春のパンフ「たかしま旅季行 春号」の表紙を飾るのは田植えを終えた水田の真ん中を横一文字に貫く新緑の並木道が、目に鮮やかな1枚だ。

 市観光振興課によると、真正面からの構図を使わなくなったのは、観光客が急増した15年ごろ。交通量の多い道の真ん中に出たり、道いっぱいに広がって記念撮影するなど、マナー違反による交通問題が顕在化し始めた。市は「『道路の中央から撮影しないで』と呼び掛けている以上、訪れる人に誤解を与えてはいけない」(同課)として、観光協会と担当者レベルで使用を避けることを申し合わせた。

 以後、観光協会は印刷物やネットで使用する画像は「道路の外側線よりも外側」から撮影したものに限っている。あわせて、情報誌やウェブ媒体など、外部のメディアから問い合わせがあった際にも、同様の協力を要請しているという。

 人気スポットであるがゆえの苦労だが、観光協会は「角度を少し変えるだけでも、全く違う顔を見せる。その多彩な表情を広く知ってもらいたい」と前向きだ。「並木道は地域の生活道でもある。撮影する際はマナーを守って」と念を押した。

 <マキノのメタセコイア並木> 滋賀県高島市マキノ町蛭口―牧野の約2・4キロ。1981年に防風目的で植えられたが、やがて高さ20メートル以上の約500本が並ぶ光景は、観光地として脚光を浴びることに。近年は「インスタ映え」する撮影スポットとして注目を集めている。





引用元の記事はこちら(https://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20180405000027)


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