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走行中にタイヤが破裂すると、何が起きるのか

2019年07月19日

バースト多発!? 2014年以前製タイヤにご注意を

夏はタイヤバーストに注意? 2014年製タイヤの破裂が増加している理由とは
7/18(木) 7:10配信 くるまのニュース
バースト多発!? 2014年製タイヤにご注意を
 近年、バースト(破裂)を含むタイヤのパンクに関するトラブルが増えています。JAFがタイヤのパンクで出動した件数を見ても、直近の約10年間での出動件数は年々増えていて、2017年には40万件近くにまで増加している状況です。

こうなったらタイヤ破裂前の危険信号!画像でチェック(11枚)

 そして、2019年に入って増えているのが2014年製のタイヤによる高速道路でのバースト事故です。なぜ、2014年製のタイヤがよく破裂するのでしょうか。

夏はタイヤバーストに注意? 2014年製タイヤの破裂が増加している理由とは
走行中にタイヤが破裂すると、何が起きるのか
 走行中のタイヤの破裂は、決して珍しい事故ではありません。筆者(加藤久美子)の友人のMさんも、先日首都高を走っているときにバーストを体験しました。

 運ばれたタイヤ店で「バーストですね。もしかしてタイヤは2014年から換えていませんか?」といわれたそうですが、まさにMさんのクルマは2014年に新車で買った日産「セレナ」(走行距離2万5000km。タイヤは新車時のまま)だったので驚いたそうです。

 お店の人の話では「とくに2019年のゴールデンウィーク(以下、GW)以降、2014年からタイヤを換えていないクルマのバーストが多発している」とのこと。

 その後、筆者がタイヤ店に取材をおこなったところ、担当者は次のようにいいます。

「首都高でタイヤがバーストして、当店に運ばれて来るクルマが急増しています。2019年のGWでは1日1件以上、毎日のようにバーストのトラブルがあり、ほとんどが2014年製でした。

 おそらく近年の猛暑などの影響もあり、タイヤの劣化が予想以上に進んだのではないでしょうか。どのクルマにおいても、バーストしたタイヤ以外にもだいたい亀裂がありました」

 タイヤがバーストをする瞬間とはどのような状態なのでしょうか。Mさんは、破裂した瞬間の様子を次のように話します。

「その日は小雨が降っていて、一番左の走行車線をスピードを落として走っていました。すると、突然『ガタガタガタガタ』と音がして、まるで大きな砂利の上を走っているかのような揺れ方をしたんです。振動も音もすごかったです。

 小学生の息子が『道がガタガタすぎない』といい、『そうね、工事でもしてるのかな?』と答えてバックミラーを見ると、なんと黒く丸いものが、転がっていくのが見えました。

『大変、タイヤが外れちゃった』と思い、すぐ先に非常駐車帯が見えたので、ハザードを出してクルマを寄せました。

 その後、首都高パトロール隊が来て、『タイヤとキャップは外れて車道左にありますから、後ほど回収します。左後ろのタイヤがバーストしているので、走るのは無理ですね』と告げられ、そこでタイヤがバーストしたことを初めて教えられました。

 びっくりしましたが、あとでお店の人から『損傷がタイヤだけで非常にラッキーです。急ブレーキを踏んで、中央分離帯に激突してしまう場合もあります』と教えられ、安堵したところです」


バーストの防止策とは? カー用品店やタイヤメーカーに聞いてみた
 2014年製のタイヤ、もしくは2014年からタイヤを換えてない場合にバーストが多い理由はなんでしょうか。カー用品店チェーンを運営する株式会社オートバックスセブンのIR広報部の担当者は、次のように話します。

夏はタイヤバーストに注意? 2014年製タイヤの破裂が増加している理由とは
セルフ式のガソリンスタンドでも、タイヤの空気圧をチェックすることができる
「タイヤの寿命から考えても、2019年は2014年製タイヤのバーストが多くなるでしょう。とくに、近年は猛暑と大雨、大雪など異常気象が続いており、タイヤにとっても過酷な環境です。2019年のGWに多発したのは、2018年夏の記録的猛暑も影響していると思われます。

 また、普段あまりクルマに乗る機会が少なかったりメンテナンスをしない方が、春になってGWに遠出をすると、タイヤに蓄積されたダメージが形になって表れることがあります。その結果、タイヤがバーストするケースが増えているといえるでしょう。

 タイヤのひび割れなどで劣化していることに気づかないと、バーストの危険性は大きくなります。車検では、タイヤにひび割れがあっても残り溝(1.65mm)があればパスします。タイヤがえぐれているような大きな損傷がない限り、車検では問題となりません」

 ※ ※ ※

 Mさんのクルマも数ヶ月前に車検をパスしています。しかし、Mさんによると「車検を受けたときに、整備工場から『タイヤが劣化しているから交換したほうがいい』とはいわれていました。そのアドバイスを受け、近々タイヤを換えようとは思っていたんですが、ついつい忙しくて……」とそのままにしていたそうです。

 バースト増加の原因や対策方法について、タイヤメーカーにも聞いてみました。ブリヂストンの広報担当者は次のように説明します。

「一般的に乗用車のタイヤは3年から5年、平均4年程度で交換されることが多いようです。タイヤ業界では、使用開始から5年経過したタイヤは販売店での点検を推奨していますので、例えば2020年に2015年製のタイヤを引き続き使用される場合には、一度点検されることをおすすめします。

 タイヤ寿命は保管状況によって大きく変わるところもあります。使っていない時期にどういう環境で保管をしてきたのかが重要となるほか、月1回のタイヤの空気圧チェックも大切です。

 そして、空気圧のチェックは必ず、タイヤが冷えているときにおこなうようにしてください。長時間・長距離を走行した後ではなく、出かける前がベストといえます。なぜなら、出かける前が空気圧がもっとも低い状態だからです」

 ※ ※ ※

 まもなく本格的な夏がやってきます。お盆時期などに長距離ドライブを予定されている方はとくに、タイヤの溝はもちろん、亀裂や空気圧もしっかり見ておきましょう。

 2000年以降、セルフ式のガソリンスタンドが増えて空気圧チェックの頻度が減っている方も多いと思いますが、セルフ式スタンドでも空気圧チェックは可能です(夜間は非対応の場合もあります)。

 タイヤチェックを怠ることが、命にかかわる事故につながることもあります。4年から5年ほどタイヤを換えていないという方は、とくに入念なチェックをお勧めします。




引用元の記事はこちら(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00159576-kurumans-bus_all&p=1)


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