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いま外食大手が横丁業態の開発を次々進めている

2017年10月09日

外食大手が昭和レトロ「横丁」を手掛けるワケ

 「横丁」形式の飲食店が増えている。東京・恵比寿駅から徒歩数分の「恵比寿横丁」は、昭和風のレトロな空間に約20の飲食店が集う。席の間隔が狭く、予想外の出会いが生まれるスポットとしても人気を集めている。

【写真】これが「川崎のれん街」のオープンスペースだ

 ホットペッパーグルメ外食総研の稲垣昌宏・上席研究員によれば、恵比寿横丁のように不動産の空き物件を活用して新たに展開された横丁を「再生型横丁」と呼び、2008~2011年ごろにブームとなったという。再生型横丁ブームに後押しされ、2012年以降は横浜・野毛のハーモニカ横丁など昭和の飲み屋街も注目されるようになった。


 横丁が人気を集める理由について、稲垣上席研究員は「SNSに疲れてリアルな人とのつながりを求める若者や、観光気分で来る客が多い。サラリーマンは会社での飲み会が減り、1人で寄れる場所を求めている」と分析する。

■外食大手チェーンも参入

 最近では外食大手チェーンも、横丁形式の業態開発に乗り出した。コロワイド傘下で居酒屋「甘太郎」などを運営するコロワイドMDは今年6月末、川崎駅から徒歩数分の場所に「川崎のれん街 ほのぼの横丁」をオープンした。一続きの大きな空間に9つの専門店が軒を連ねている。料理のジャンルはやきとん、すし、肉バルなどバラエティに富んでいる。


 客単価は1500~3500円と店によって幅がある。9ブランドのうち、やきとん以外の8ブランドは横丁オープンにあたって新たに開発した。細い通路の両側に面して、日本酒の立ち飲み店、串カツ店などが軒を連ね、奥は広場(オープンスペース)になっている。

 オープンスペースではいすに座ってゆったりと飲み食いできる。比較的客単価の安い業態は入口付近の通路、客単価の高い業態は奥の広場に配置されている。奥でゆったりと食事した後、帰りがけに立ち飲みでもう1杯飲んでもらおうと、レイアウトを工夫した。


 雰囲気作りにもこだわった。入口から奥の広場にいたるまで店内のあちこちにカラフルな提灯がぶら下がっている。夜8時以降になると流しのミュージシャンやマジシャン、お笑い芸人が現れ、場を盛り上げる。

 早めの時間は40~50代のサラリーマン客が、遅い時間は地元の20~30代の女性客が多いという。来店していた20代の女性2人は「地元の友人に評判を聞き、何回か来店している。価格がお手ごろだし、女性同士でも入りやすい」と話す。客層の拡大は狙い通りだ。横丁業態の開発を手掛けたコロワイドMDの橋澤順氏は「横丁内ではしごしてもらえるので、滞在時間も長い」と語る。


■運営の効率化にもつなげる

 月商は約3000万円、1日の客数は300~500人ほどだ。転換前の総合居酒屋と比べて売上高は6割増ほどで推移している。店舗間で厨房機器やバックヤードの洗い物を共有するなど運営の効率化にも取り組んでいる。蔵人賢樹コロワイドMD社長は「これまでなかなか新業態を開発できていなかったが、横丁出店で風穴を開けられた。横丁に限らず新ブランドも開発していきたい」と意気込む。

 居酒屋チェーン「日本海庄や」などを運営する大庄は、近年、カキ店や羊肉店など新業態を次々と開発してきた。中でも宮崎県産の鶏肉料理を提供する「とり家ゑび寿」は20店にまで増えている。


 これら新業態の店を横丁形式に集めた店も出店した。2016年6月、横丁1号店となる「旭日食肉横丁」を東京・立川に出店、同年11月には「みたかドラム缶横丁」を東京・三鷹に出店した。それぞれ、横丁出店前は単一業態で営業していた立地だ。

 たとえば三鷹の横丁は「日本海庄や」からの転換だ。日本海庄や時代と比べ、宴会需要がなくなったため客単価は下がったが、客数が増えたため売上高は転換前比2~3割増で推移しているという。10月初旬には肉業態ばかり5つを集めた「新宿名店横丁」を開業した。


■訪日観光客の取り込みも

 たこ焼き店「築地銀だこ」などを展開するホットランドも横丁業態に取り組んでいる。10月11日、常設の横丁業態としては初めてとなる「浅草 三ちゃん横丁」を東京・浅草にオープンする。

 鉄板焼、もつ焼、天ぷらなど4つの新業態を集めた。東京五輪が開催される2020年に向けて、訪日観光客も取り込んでいきたい考えだ。過去に東京の浜松町、五反田で営業していた「築地銀だこ ハイボール横丁」では、既存業態に比べ客のリピート率が高かったという。


 これまで業界では、苦戦の目立つ総合居酒屋を専門性の高い業態へ転換する動きが活発だった。今後はこうした専門業態を複数組み合わせた横丁形式の出店も、新たな選択肢となりそうだ。





引用元の記事はこちら(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171008-00192110-toyo-bus_all)


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